代表者インタビュー/企業情報

小池社長が語る株式会社友力の歩みとこれから

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小池社長が語る株式会社友力の歩みとこれから
小牧市 建設

塗装から大規模修繕、公共工事まで幅広く事業を展開する株式会社 友力。創業以来、社員との絆を大切にしながら、一つひとつの物件を丁寧に手がけてきました。今回のインタビューでは、代表取締役社長・小池 友二様に、創業~独立までの経緯や、倒産の危機を乗り越え、社員とともに“強い会社”を築き上げるまでのお話を伺いました。

現場での出会いと、職人への転身

—起業までの経緯を教えてください。
最初に就職したのは製造業でした。「毎日同じ場所での作業は合わない」と感じつつも、修理や整備などの”自らが手を動かす仕事”には強い魅力を感じていました。
転機になったのは23歳のとき、リフォーム会社の営業職に転職したことです。正直、営業には向いていないと感じていましたが、現場で親方たちと働くのは心から楽しかったんです。現場での実体験を通じて、職人の仕事こそ自分のやりたいことだと確信し、25歳で「自分の力でやっていこう」と独立を決意しました。
当初は応援(下請け)の仕事が中心でしたが、自社でも仕事を受けるためには営業活動が欠かせません。飛び込み営業はもちろん、顔を覚えてもらうきっかけ作りに自炊した料理を配ったりと、とにかく必死に動きました。
—営業は苦手だと仰っていましたが、相当な努力をされたのですね。
苦手なりに「どうすれば信頼してもらえるか」を考え、懸命に行動し続けました。一つひとつの仕事に誠実に向き合うことで、「小池さんの人柄なら」と新しいご縁をいただけるようになったんです。あの経験が、今のコミュニケーションの土台を作ってくれたと思っています。

急成長と同時に訪れた大きな問題

独立から数年、順調に仕事と従業員が増えていきました。従業員とその家族の生活を守るためにも法人化を決意し、33歳のとき【株式会社有力塗装】を設立しました。
当初は赤字が続き、借入をして給料を支払う苦しい時期もありましたが、「このままじゃいけない」と一念発起し、受注量を増やしていきました。その甲斐あって、3年目には大規模修繕工事の依頼が増え、売上も一気に伸びました。
—依頼が増えた背景には何があったのでしょうか?
営業努力はもちろんですが、口コミや業者さん同士の横のつながりで「友力さんに任せよう」と言っていただける機会が増えたことが大きかったです。大型案件も受注できるようになり、この頃には売り上げは3億~6億ほどありました。
—すごいですね。売り上げが順調に伸びた理由は何だと思いますか?
人と設備への積極的な投資です。ただ体制を整えている間に問題も発覚して…
―何かあったんですか?
体制が整っていない状態で業務が増加したので、管理が不十分になっていました。原因を追及する中で意見が対立し、社内に派閥のようなものができてしまうなど、現場が混乱した時期がありました。しかし、そんな苦しい状況でも、多くの社員が「社長についていきたい」と言ってくれました。その言葉を聞いたとき、心の底から「この人たちを絶対に守り、必ず幸せにしよう」と誓いました。従業員の気持ちに応えるため、会社を立て直す覚悟を決めました。

会社を立て直したのは「結束力」

こうして、5期目から“本当の意味での会社づくり”をスタートしました。
―危機を乗り越えられた理由は何でしょうか?
”結束力”ですね。みんなで会社を守ろうと気持ちや目標を一丸にしました。再スタート後、まず取り組んだのは組織づくりです。それまでなかった全体会議・生産会議を月2回開催し、売上・支出・進行状況などを全員で共有する文化を作りました。ただ最初は、問題が発覚したりした際、意見を押し付けあったり、責任の所在を明らかにするような場になってしまっていました。
―なるほど。どうしても意見が対立したりしますよね。
単に集まるだけでなく"課題をどう乗り越えるかを話し合う場”にしたかったので、常に話の方向性を見失わないよう意識しました。次第に会議が建設的になり、工事台帳の整備、見える化された管理体制、問題を早期に発見できる仕組みづくりなど、実効性のある施策を形にできました。この積み重ねが、結果として利益の向上や、会社としての底上げに繋がったと感じています。

幅広い業務をこなすためには「人」が大事

—では改めて、御社の事業内容を教えてください。
株式会社友力は、建築塗装・大規模修繕・公共工事の3本柱で事業を展開しています。多種多様なニーズに柔軟に応えられる体制を強みとし、迅速な対応とフットワークを活かして、お客様に100%満足いただける仕事を目指しています。また、地域社会とも積極的に関わり、人と人がつながり支え合う"まちづくり"にも貢献しています。
インタビューを通じて、小池代表の"人情味"と、人がついてくる理由が分かった気がします。
人がついてくるためには、まずトップがどこへ向かうのかを明確に示す必要があると考えています。”パートナーシップの輪を広げ、一人ひとりが輝く人材を目指し、誰もが心豊かに活躍する企業を創造する”この理念を浸透させるため、自分自身が先頭に立ち、背中を見せ続けることを何より大切にしています。
また、建設業は様々な業種・業者が関わる仕事です。だからこそ、仕事に関わる全ての人を大切にしないと現場は回らないと思っています。
—やはり最後は"人"なのですね。
現場で予期せぬ事態が起こったとき、互いに助け合える関係こそが現場力を支えていると思っています。困ったときに手を差し伸べてくれる仲間がどれだけいるか。そのためには、まず私自身が相手を大切にすることから始まります。従業員に対しても、業者さんに対しても"相手を思いやる心"が一番の基本だと信じています。

代表が目指す未来

—では最後に"今後のビジョン"について教えてください。
今よりもっと働きやすく、一人ひとりがやりがいを実感できる会社にしたい。また、社会にも貢献できる会社でありたいと考えています。
―実現するためには、何が必要だと考えますか?
会社の基盤を整えること、社員が個々の力を最大限発揮できる環境をつくることが自分の役目だと思っています。その上で、"社会貢献活動"にも一層力を入れていきたいですね。過去には刑務所での講習や、公園の遊具の塗り替えといったボランティアを行ってきましたが、こうした活動を通じて社会に認められる企業となり、同時に塗装という仕事の魅力も発信していければと思っています。
—通常業務に加えての活動となると、現場の負担もあり大変ではないでしょうか?
だからこそ、代表である私が率先して動くことが大切だと思っています。ボランティアは直接の利益にはならないため、活動を継続するためには会社として利益を追求し、経営を安定させることも不可欠です。ボランティアと利益を両立するためには、会社としての"器の大きさ"が必要だと考えています。
ー"器”ですか。
会社の器の大きさは、自分の器の大きさそのものだと思っています。自分自身がもっと器を広げ、人として成長し続けること。そうすれば、自ずと会社も一緒に成長していけると信じています。
ー貴重なお話をありがとうございました。
人を大切にし、人に寄り添いながら、街と未来をつくる。株式会社友力の歩みはまだ始まったばかり。
未来を創造し、明るい豊かな社会を実現するため、これからも小池代表の進化は続いていく。
代表者画像
株式会社 株式会社 友力
代表取締役社長 小池 友二
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代表者情報

株式会社 株式会社 友力
代表取締役社長 小池 友二
23歳で職人へ転身し、25歳で独立。
現場経験と誠実な対応を武器に事業を拡大し、33歳で株式会社友力を設立。
管理不備などの危機に直面しながらも、環境の整備や企業理念の共有により従業員との結束を高め、黒字回復に至る。
人を大切にする姿勢を大切に、働きがいある会社づくりと地域への貢献活動も積極的に行っている。
23歳で職人へ転身し、25歳で独立。
現場経験と誠実な対応を武器に事業を拡大し、33歳で株式会社友力を設立。
管理不備などの危機に直面しながらも、環境の整備や企業理念の共有により従業員との結束を高め、黒字回復に至る。
人を大切にする姿勢を大切に、働きがいある会社づくりと地域への貢献活動も積極的に行っている。

詳細情報

企業名 株式会社 友力
会社名ヨミガナ カブシキガイシャユウリキ
代表者名 小池 友二
住所 〒485-0003 愛知県 小牧市大字久保一色3576-1
電話番号
資本金 30,000,000円
従業員数 9人
創業年月日 2007年1月
設立年月日 2017年4月