代表者インタビュー/企業情報

人に興味がある―その延長線上に、探偵という仕事があった。

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人に興味がある―その延長線上に、探偵という仕事があった。
一宮市 人材

飲食店や結婚相談所など、さまざまな事業に携わり、現場の運営から人材育成、数字の管理まで経験してきた野村様。取締役として複数の事業を支えながら、なぜ独立を決意し、未経験だった探偵業を選んだのでしょうか。 今回のインタビューでは、これまでの経歴や独立の経緯、そして現在の仕事に対する考え方について伺いました。お話を聞く中で見えてきたのは、「人に興味を持つこと」を大切にしながら、一人ひとりと向き合い続ける姿勢でした。

独立を考え始めた瞬間

―起業までの経緯を教えてください。
前職では、フランチャイズ事業を展開する会社で取締役を務めていました。ショッピングモールに出店していた飲食店をはじめ、結婚相談所やジムなど、さまざまな事業に携わっていました。
現場の運営だけでなく、数字の管理や人材育成なども担当していて、経営と現場の両方を見ていた立場です。
もともと独立したいという気持ちはありましたが、自分が抜けることで会社への影響も大きかったため、すぐに行動へ移す考えはありませんでした。
そんな中で大きかったのがコロナ禍です。
持ち帰り需要の増加によって売上自体は落ち込まなかったものの、「一つの事業だけではリスクが大きい」ということを改めて実感しました。
同時に、会社を取り巻く環境にも変化が生じ、自分自身の今後について考える機会が増えていきました。
「そろそろ自分の力で事業を立ち上げる時期ではないか。」
そう考えるようになり、誰にも話さずに準備を始めていました。
—その頃には、独立への気持ちは固まっていたのでしょうか。
表立って動くことはありませんでしたが、独立を見据えて、情報収集や次の選択肢を探していたとは思います。

探偵業は“候補のひとつ”だった

探偵業は“候補のひとつ”だった
当初は、経験を生かして飲食店を始めることも考えていました。洋食も和食も扱えましたし、現場運営や数字の管理にも慣れていたからです。
ただ、コロナを経験したことで考え方が変わりました。飲食業は好きですし面白い仕事ですが、社会情勢の影響を大きく受けることも実感しました。また当時は以前よりも創業時の融資を受けにくくなっていて、資金を用意するのも簡単ではありませんでした。
—そこからどうして「探偵」が候補に出たのでしょうか?
探偵業を知ったのは、前職で新しい事業を探すために行ったフランチャイズショーです。
そのときはすぐに始めたいわけではなかったのですが、独立を考えたとき、以前から候補にあった「探偵業」を改めて検討しました。
―「探偵」という仕事が自分に合うかもわからない状況で、未経験の分野に入る不安はありませんでしたか?
もちろん苦労はするだろうと思っていましたが、まったくできないとは考えていませんでした。
前職では現場を回し、人を管理し、数字を見ながら複数の事業に関わってきました。その経験は、業種が変わっても生かせると思ったからです。
また僕はもともと人の話を聞いたり、相手が何に困っているのかを知ったりすることも嫌いではなかったんです。
誰にも話せない悩みを抱えた人に寄り添い、解決へ向かう手助けができる点にも、この仕事を選ぶ意味を感じました。

僕は少し"おせっかい"な性格

振り返ってみると、僕は少しおせっかいなところがあるんだと思います。
知りたがり、というか…相手が何を考えているのか、どういう事情があるのかが気になって、自然と話を聞いてしまう。結婚相談所に関わっていたときも、「おせっかいな人ほど向いている」という言葉を見て、「確かに自分にも当てはまるかもしれない」と思いました。
-たしかに今日もお話上手な印象を受けました。
もちろん、相手が話したくないのに無理に聞くことはありません。ただ、困っている様子を見ると、どうにかできないかなと考えてしまいますね。
-依頼があったときも、最初は話を聞くところから始めるのでしょうか?
依頼者の方は、誰にも言えない悩みを抱えて来られることが多いです。友人に話せたとしても、問題そのものが解決するわけではありません。家族にも言えず、一人で抱え込んでいる方もいます。
だから僕は、探偵は証拠を取るだけの仕事ではないと思っています。もちろん調査は大切です。
でも、その前にきちんと話を聞いて、今どんな状況にいて、何に苦しんでいるのかを知ることも同じくらい大事です。人のことが気になる性格が、そのまま今の仕事につながっているのかもしれません。

「シエル」に込めた想い

―会社名の「シエル」について教えてください。
会社名の「シエル」は虹を意味しています。
もちろん響きが好きというのもありますが、それ以上に込めた想いがあります。
相談に来られる方は、人生の中でも特に苦しい時期にいることが少なくありません。浮気や離婚、家族の問題、人間関係のトラブル…心の中は土砂降りの状態です。
でも、やまない雨はありません。いつかは晴れるし、晴れた先には虹が見える。そのきっかけを一緒につくる存在でありたいと思っています。
ただ、僕たちだけですべてを解決できるわけではありません。
―依頼者も一緒に取り組む必要があるのですね。
任せていただく部分は責任を持って調査しますが、依頼者の方にも協力してもらう場面があります。
調査中にどう振る舞うか、何を控えた方がいいかをお伝えし、不安が強いときには話を聞きます。精神的に追い詰められると、相手を問い詰めたり、調査していることを知られたりする可能性があるからです。
だからこそ、一方的にサービスを提供するのではなく、一緒に問題へ向き合う関係を大切にしています。

大手の探偵事務所と一緒に仕事をすることもありますし、必要な証拠写真を撮る技術もあります。
でも、僕が違いを出したいのは、そこだけではありません。話を聞くだけで料金をいただくことはしていませんし、
愚痴や不安にもできる限り耳を傾けます。調査が終わった後も、「その後どうですか」と連絡することがあります。
—そこまでしてくれるんですね!依頼者からしたら強い味方です!
やった以上、気になるじゃないですか。
以前の依頼者さんと「メル友」のような関係になって、あちらから定期報告をしてくださる方もいらっしゃいます。
証拠を渡して終わりではなく、必要なときに話を聞き、最後まで寄り添うことを大切にしています。

大切なのは「寄り添う」こと

―今後の事業展開についてどのように考えていますか。
今は個人で運営していますが、将来的には法人化したいと思っています。ただ、従業員を増やして多くの案件を次々にこなす形にはしたくありません。
利益だけを考えれば、その方が効率はいいのかもしれません。でも、一人ひとりに向き合えなくなったら、自分がこの仕事をする意味が薄れてしまう気がします。
依頼が重なったときも、事情を説明して待っていただき、対応できる範囲で受けたいと思っています。

僕は、探偵選びは「相性」だと思うんですよね。料金で選ぶのも、もちろん一つの考え方です。ただ、悩みや不安を話して調査を任せる相手なので、「この人なら話せそう」「この人にお願いしたい」と思えるかどうかも大切です。
人で選ぶのであれば、ぜひうちにお任せください!(笑)
(補足ですが、安さだけで決めて、あとから「頼まなければよかった」と感じるのは避けてほしいですね。)
-利益や規模を追うことだけが目的ではない…「人に寄り添う」野村様ならではですね。
もちろん、事業を続けるためには利益が必要です。でも、利益だけを追いかける仕事はしたくないんです。
この業界には、高額な費用を請求されたり、十分な説明を受けられなかったりして困っている方も少なくありません。
だからこそ、「まず相談してください」と伝えたい。
「相談してよかった」「頼んでよかった」そう思ってもらえる仕事を続けていきたいですね。

証拠を集めて渡すだけでなく、依頼者の話を聞き、その後のことまで気にかける。それは、人に興味を持ち、困っている人を見ると放っておけない"おせっかい"な野村様だからこその向き合い方なのかもしれません。一度に多くの案件を扱うよりも、一人ひとりの話に耳を傾け、雨上がりまで寄り添う―シエルはこれからも依頼者の心に虹がかかるまで、一緒に歩み続けます。
代表者画像
株式会社 総合探偵社Ciel〜シエル〜
探偵 野村哲也
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代表者情報

株式会社 総合探偵社Ciel〜シエル〜
探偵 野村哲也
フランチャイズ事業を展開する会社で取締役を務め、飲食店を中心に、結婚相談所やジムなど複数の事業に携わる。現場の運営、人材育成、数字の管理などを経験した後、独立して探偵業を開業。現在は「シエル」を運営。「やまない雨はない」を信条に、調査だけでなく、依頼者に寄り添い話を聞くことや、調査後の関わりも大切にしている。
フランチャイズ事業を展開する会社で取締役を務め、飲食店を中心に、結婚相談所やジムなど複数の事業に携わる。現場の運営、人材育成、数字の管理などを経験した後、独立して探偵業を開業。現在は「シエル」を運営。「やまない雨はない」を信条に、調査だけでなく、依頼者に寄り添い話を聞くことや、調査後の関わりも大切にしている。

詳細情報

企業名 総合探偵社Ciel〜シエル〜
会社名ヨミガナ ソウゴウタンテイシャシエル
代表者名 野村哲也
住所 〒491-0837 愛知県 一宮市多加木1丁目16−28
電話番号
従業員数 4人